9月開催教室のご報告
9月の親子で料理プロジェクトの教室は、岩切市民センターで『秋の宮城の味覚♪』をテーマに活動をしてきました。
宮城の秋を代表する料理と言えば『はらこ飯』そして『芋煮』です。
郷土料理として古くからたくさんの人に愛されてきた料理です。そんな“地元の味”を子供たちにも体験してもらおうと、今回は、『はらこ』をほぐし、イクラの醤油漬けを作るところからチャレンジ♪してみました。
はらこをほぐし、汚れや薄皮をとり、タレに漬け込む。とっても大変な作業です。普段は、『たべるばっかり』になっている商品を買ってくることが当たり前ですが、その商品を加工する人の苦労や工程を知ることで、“ありがたみ”もまた違ってくるのではないかな??
芋煮は、“仙台風”の豚肉&味噌味と、“山形風”の牛肉&醤油味を2つ作ってもらい、それぞれを食べ比べてもらいました。同じ芋煮でも、隣同士の県で、全く違った仕上がりになる。→これも“文化”ですね~☆
そして、仙台風に使う味噌も、6種類の味噌を用意して、子供たちと親御さんに味見&食べ比べをしてもらいました。
『味噌』と一言で言っても、たくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。仙台は『味噌』の生産地として全国的にも有名ですので、『仙台味噌』でも色々な違いを舌で感じてもらい、また、他の県の有名な味噌も食べ比べてみて、作り方やそれぞれの文化に根づいた味の違いを体感してもらいました☆
副菜には『油麩』を使ったおひたし、それと、今が旬の利府産の“梨”を使ったデザートも合わせて作り、盛りだくさんの内容でした!!
いつもより高度な作業もあり、子供たちがうまくやれるか心配だったのですが、いざやってみると、子供たちは臆することなく、元気いっぱいに活動していました♪
親子で真剣に料理に取り組む姿!!素敵ですね☆
こういうちょっとした『経験』の積み重ねが、子供たちの人生を豊かにし、また、『親子の絆』を深めてくれるのだと感じています。
次月以降も、楽しい企画をたくさん考えているので、みなさん楽しみにしててくださいね~☆