7月教室のご報告♪果実の保存と宮崎料理☆
先週の日曜日に、7月の料理教室を開催しました♪
今回のテーマは『季節を閉じこめる“保存”とそれを使った料理』と『九州の食文化“宮崎料理”を学ぼう!!』の2つ。
7月は、梅やビワなどの出回る季節☆昔から、これらの果実は、『保存』の技術が用いられ、この時期に“旬”を閉じこめて、活用されてきました。
おばあちゃんのうちで、『梅干し』や『梅酒』なんかを作っていた人はたくさんいたと思うんだけど、核家族が進み、アパートやマンションに住んでいる子供た ちにとって、『軒下で梅が干されている光景』なんてものを見かけることも少ないし、親世代でも、実際に梅を漬けたことのない人がたくさんいると思います。
今回は、今が旬の『青梅』を保存する技を『明成高校調理科』の月本先生に教えていただき、また、その『保存食品』を使って、子供たちでも楽しめるような『スイーツ』づくりを学びました♪
青梅と氷砂糖を瓶に詰めるだけで、簡単に『梅シロップ』ができることを教わり、実際に青梅に触り、氷砂糖を食べ、抽出された少し酸味のあるシロップを味わいました!!
この今まで当たり前に受け継がれていたことが『当たり前』にすることが難しい時代だからこそ、今回のお勉強は、子供たちにとっても、きっといい経験になったのではないかな?
また、今回は、遠く離れた“宮崎県”の料理も同時に学びました♪
仙台に住んでいると、『宮崎県』や『九州』の食文化に触れる機会 は少ないですよね?
しかし、この広い日本には、いろいろな県で、いろいろな食文化があり、それらが地域の食生活を支えてきているわけです。
今回は、それを是非とも子供たちに『体感』してほしく、宮崎県の郷土料理“冷や汁”と、“チキン南蛮”を体験してもらいました。
冷や汁は焼いた魚の身をほぐし、味噌で味をつけ、冷やしただし汁・薬味とともにご飯にかけて食べる、夏の定番のスタミナ食です。
この宮城県で食べたことがある人がどれだけいるのでしょうか??もちろん、参加者の多くの方が“初体験”♪
『こんな料理があるんだ?』とか、『宮崎県ってこんなところにあるんだ!!』と知ること自体がとても素敵なまさに“食育”☆
そして、チキン南蛮も、鶏肉を切り、衣と卵を漬けて揚げ、『南蛮酢』に絡めるという工程を体験してもらいました。
きっと、子供たちが大きくなり、チキン南蛮を食べるたびに、「小さいころお母さんと作ったな~」と思ってもらえるのではないかな☆☆
そして、そして、デザートもばっちり用意しました!! 宮崎県の『日向夏』のマーマレードを使い仕上げた“蜜”で食べる『かき氷』☆
子供たちが、電動の機械で自ら氷を削り仕上げた、『マイかき氷』 楽しみながら、宮崎県の味を楽しめるって、とっても素敵だと思うのよね~♪
と、今回もモリモリの内容の教室でした☆
今回、この教室を開催するにあたり、『明成高校出身』の多くの皆様にご協力いただきました。参加、お手伝いいただいた皆様、誠にありがとうございました!!