4月教室のご報告♪
29年度 第一弾の教室を、先週の日曜日に開催しました♪
今年度は、『食と農』をテーマにしたプログラムを新たに進めていくことにしています☆
震災で津波の被害を受けた、宮城野区の新浜地区で、地元の農家の方や、高砂市民センターさんと共同で、田んぼや畑を使った農業プログラムを、『料理教室』と組み合わせ、複合的な食育ができるよう、今年はがんばろうと思っています!!
震災から6年がたち、津波被害を受けた地区も、一通りの通常の農業ができるまでに復旧してきています。
今回活動する新浜地区では、畑や田んぼはきれいに元に戻っていますが・・・、肝心の『人』が激減しています。
土を入れ替え、圃場を整備したため、素晴らしい農地はあるのに・・・それを実際にやる人がいない!!!という現状。
しかし、ちょっとだけ都市部に目をやると、『アパートやマンションに住み、家では野菜を植えることができない』という家族がいっぱいいて、その中には、『農業体験をしてみたい!!』という子供がいて、『農業体験を通していろいろな経験をしてほしい』と願う親がいます。
片方は、土地があるけど人がいない。 片方は、人がいるけど土地が無い。 なんですね。
この両者の距離は、たった数キロメートルです。
そんな現状を知ってしまった私としては、この素晴らしい農地で、『農業』の体験をし、それを『食』という形に変え、求めている家族を呼び寄せたくなるのですね☆☆☆
自分で蒔いた種からできた野菜の味を知る事。 自分が植えた苗の成長を見ること。 腰を曲げながら炎天下の中草をむしる苦労を感じること。
これらすべてが、自分の命を支えている『食』の原点であり、こういう体験が、きっと子供たちを大きく成長させ、その成長に寄り添う親をさらにたくましくしてくれると思っています!!!
と、すごく話が長くなってしまったのですが(笑)
今回は、新浜地区の農地を、1年間まるっとお借りしましたので、午前中に『じゃがいも』『さといも』『ネギ』『人参』『コーン』などを植えたり巻いたりして、お昼には、新浜地区で獲れた『お米』『野菜』を使ったデリシャスな昼食を食べ、午後からは、今が旬の『白菜』の成長した姿である、『菜の花』のスイーツと、これまた今が旬『新玉ねぎ』のドレッシングづくり!!をしてきました☆☆
今後も、『エダマメ』や『さつま芋』『夏野菜』の植え付け体験、『田植え』の他、除草や水やり、そして『収穫体験!!』などなどを企画し、親子でともに触れ合いながら『生きた食育』を体験できる企画・機会をたくさん提供していきます!!!
皆さんも、この夏は、農作業でいい汗をかいて、親子で思い出作りをしてくださいね♪
次回は、5月20日(土)に『田植え』をします!!田植えも本当に楽しいぞ~♪
※今回参加された方へお配りした『野菜収穫体験・引換えチケット』に関しては、6月以降に実施予定の『食・農プロジェクト』の活動の際にご利用いただけます。玉ねぎやジャガイモ・ナス、トマト、さつま芋等の収穫、植え付けを予定しており、その際の参加費、収穫時の費用の代わりとして利用いただけます。 チケットをお持ちの方は、申し込み時のに申請、その他特記事項の欄に記載ください。