今日は、1月の料理教室の日でした!!
昨年度の夏に、子供たちが植えててくれた『大豆』と、宮城県が誇る味と香りが抜群の『ミヤギシロメ』を使い、味噌を作る企画でした!!今日は、1月の料理教室の日でした!!
味噌づくりは、何度か参加してくれている子供たちもいますが、毎回とても大変な作業です。
それを自宅でやろうとしすれば、最低でも2日がかりになってしまうので、現在では、家庭で仕込む人は少なくなっています。
お母さんたちの中でも、自宅で仕込む人はほとんどいませんし、味噌込みの経験がない人もたくさんいます。もちろん、子供たちも自宅で仕込む様子を見ることはないので、伝統的な調味料の『味噌』は【買うもの】になるわけです。
お味噌は、手間はかかりますが・・・自分で仕上げたものはやっぱり味も格段に違います。
いい大豆、いい麹、いい塩を使った味噌は、『発酵』という素晴らしいエネルギーの力を借りて、とても素晴らしい調味料へ変化します。
今回も、その味噌に、砂糖・酒を加えて鶏肉を漬けこみました。
鶏肉は、外国産の安いものですが・・・漬け込んだ鶏肉は、とてもいい味付け、柔らかさ、香りがのり、みんなにも大好評!!
優秀な調味料は、素材の持つ味を何倍にも底上げしてくれるのです。
スーパーで気軽に、何気なく買ってくる味噌。でも、実際に作るといろいろと大変。
そういう、『物の成り立ち』を知ることは本当に大事で、製造における『苦労』を知ることで、『物の価値』をきちんと感じられる子供になってくれると思っています。
みやぎに古くから伝わる調味料を、素材から自分たちの力で生み出し、それを作り上げ、実際に食す!!!
まさに『食育』の原点であり、このような経験をした子供たちは、食に限らず、色々な場面で力を発揮できるようになるのではないかな??
今回の味噌は、約10か月熟成させます。 10か月の間にはいろいろな事があるてせしょう。
味噌の成長に負けないよう、料理教室も、これからますますいろいろな事にチャレンジし、素敵な思い出を作っていきたいと思っています!!!!