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今回の感想は・・・“子供たちのポテンシャルおそるべし!!”です。

7/7(土)に『スイーツ教室&こども蔵カフェ』の教室・企画を実施いたしました!!!!!

感想の通り・・・子供たちの『潜在能力』って本当にすごいんだな~!って感じる教室でした。

たぶん、普段の生活で、そういう子供たちの『潜在能力』をうまく引き出せていないと思うし、ある種の『スイッチ』が入ったときの子どものポテンシャルはおそるべし!!

お母さんが普段家でやっていること、何かで見たことがあること、口頭で説明されただけのこと でも、ちゃんと出来ちゃうんですよ!!

「だって、家でお母さんこんな感じでやってたよ!私はやったことないけどね(笑)」って言って、果物を器用に切ってた子。すごく印象的でした。

『子は親をうつす鏡』なんてことわざがありますが・・・・子どもたちは、ちゃんと親の行動・動きを見て、それを瞬時に“自分の力”として発揮できちゃうんだね。

今回は、午前中、市民センターの調理室にてスイーツ教室を実施。午後から、作ったものをカフェに運んで、“カフェ運営をする”という企画でした。

いつもは親御さんと一緒の調理活動が基本だけど、今回は、子供たちだけでの調理活動。

グループを組み、みんなで協力しての作業となりました。

カフェで出す“タルト”をみんなにそれぞれのセンスで盛り付けてもらいました!!

クリーム類や果物、飾りを色々用意して、子供たちの『センス』で盛り付けてもらいました☆

こういう作業も・・・本当に『個性』が出る!!!

参考写真や講師の見本をまねる子。 完全に自分の発想で作る子。 回りの様子を見ながら作る子。 ぶっ飛んだ発想の子(笑)。

それぞれに味があり、そして、そういう『個性』を、みんなが「それいいね~」とか、「うわ~その盛り付け方かわいい!!」なんて褒めあいながら進めている光景。素敵♪

こういう時間自体が、まさに人生の・社会の縮図みたいでした(笑)

その後は、『アガー』と『ゼラチン』の2種を使っての固めもの。

あえて、ゼラチン・アガーを引き合いに出してみました。

普段、自分たちが何気に食べているゼリー・寒天類の作り方や素材を知ることは大事だし、同じ凝固剤でも、使い方・用途に違いがある!!!

プロは、そういう細かな計算をし、大手は、販売形態を考えて素材を選ぶ。

動物性の素材か、植物性の素材なのかで、体の中での作用も違う!!!

『お母さんが、必死に「お肌プルプルにするためにコラーゲンよ!!」言ってるでしょ(笑) あのコラーゲンって・・・豚の皮なんだよ(笑)』

「え~!!!!(一同)」

↑↑↑っていう笑い話。

こういうのが子供たちに超絶ウケるし、こういう、『食品の真相』って、普段学ぶ機会はないけど・・・すごく大事でしょ??学校の教科にすべき!!!と思ってる僕としては、色々しゃべっちゃうのよね。 そして・・・時間が押しちゃうのよね♪

全員でカフェメニューを仕込んで、その後『七夕そうめん』&『手作り仙台味噌漬け鶏のオーブン焼き』をたべ、いざ!出陣★

カフェの会場入りすると、雰囲気で子供たちのテンションもアゲアゲ!!

調理を担当したい子、ホール作業をしたい子に分かれ、それぞれの持ち場で準備。

外には、すんごく多くのお客さんが来てくれていて、正直、『このお客さん全部を受け入れられるのだろうか・・・』とビビっているわたくし。

逆に、子供たちは、どんどんテンションが上がり、気合入りまくり!!!

早くお客さんを入れたい子供達と、準備を終わらせたいスタッフとのせめぎあい(笑)

時間になり、いざオープンすると・・・・一気に大量のお客様が流れ込み・・・全テーブルが一瞬で埋まります。

そして、もちろんですが・・・数分後には、全員のオーダーが厨房に届きます・・・・。私→恐怖。子供→スイッチオン!

ここからの2時間。 えー、大変でした。

あまり、キオクニゴザイマセン。

そんな中、子供たちは、『潜在能力』を開放していくの。

“この話し忘れた!”とか“この場合どうするか教えてない!”なんてことが起きても、自分で『どうするべきか!』を考え、そして「〇〇してもいいですか!!!」って進言してくる。

その進言が、まさに、その状況下で一番最適だったりして・・・司令塔のはずの僕が脱帽です!!!

厨房の中も、ほぼ2時間戦場。

どんどん届くオーダー。 作っても作っても、まだ注文が残っていて。 どんどん在庫がなくなり。

自分の親が見に来てるので、気にはなるし。 でも、持ち場を離れるわけにはいかない!!!

って状態(鬼)

そんな中でも、一回ごとにコツをつかみ、作業が円滑に進む方法を考え、盛り付けや飾り付けをより奇麗にしようと工夫し、実際に全てのオーダーをこなした子供たち。

すごくないですか???

わたしはね~感動したし、こういう、スイッチが入った時の、子供たちの能力・ポテンシャル、改めて感じました。

「うちの子は本当に××で~」なんていう親御さんがいますが・・・・やっぱり、こういう潜在能力開放のシーンを見ると、“引き出し方”って重要だと感じます。

もちろん、普段の生活で、毎回毎回そんなことはできないだろうけど・・・、日々の積み重ねや、日々の子育てが、こういう時に、子供たちの能力開放につながるし、子供たちは、親ご心配する以上の力を秘めているんだわね。

想定以上のお客様が来てくれたので・・・提供予定数を遥かに超え、予備材料まで使い切って、閉店ぎりぎりにお客様を通すって程の盛り上がりでした♪

さすがに子供たちもお疲れの様でしたが・・・・最後までキラキラした笑顔と、『達成感』に満ち溢れている子がたくさんいました。

たぶん・・・、『一山超えた』ようなそんな感じに見えました♪

将来、子供たちがどのような職業に就くかなんてわかりません。

飲食や、『食』と全く関係ない仕事に就く子がほとんどでしょうが・・・・

今回のような経験は、どのような職業に就こうとも、きっと、子供たちに大きな『経験』となったと思います。

みんなと協力して何かを作り上げる時間。

状況を見て自分のやるべきことを達成しようと努力する時間。

自分の仕事が他者へ何かしらの影響を与えていることを実感できる時間。

大変な状況を乗り越え目的を達成した経験。

子供たちに、それらを経験・体感させてあげるために、忙しい時間を割いて手伝いに来てくれるボランティアさんや、親御さんにも大変感謝です。

数時間の短い時間ではありましたが、今回の企画に参加してくれた子供たちにとって、絶対に『素敵な時間』となったと思うし、普段の学校では学べない、貴重な時間が作れたことにも意義を感じましたし、ここまで、超絶長い文書を読んでくれた方にも感謝(笑)

今回は、写真を絞ったのですが・・・・それでもこの量になってしまった~(笑)

それだけ内容の濃い、貴重な時間だったと思います!!!

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