自分で育てた野菜で“保存食”を作ろう!教室♪
昨日、みやぎっ子『食』・『農』くらぶさんの主催料理教室のお手伝いに参加してきました!!!
今回は、『保存食』を作る料理教室です!!!
みやぎっ子さんの農業イベント企画で、子供たちが植え・育てた野菜を使った料理教室♪
スーパーで買ってくる材料で料理を作るのとは一味違う、お洒落な料理教室ですよね♪
『自分で育てた野菜で料理を作る!!』って・・・・、現代では、本当に難しいことだと思います。
特に、宮城県は、『持ち家比率』が、全国で42番目。
自分の家を持っている人の方が少ないということは、それだけ、『家庭菜園』などをするスペースも無いということだと思います。 もちろん、震災の影響でこの持ち家比率が影響されたことは言うまでもありませんが・・・やはり、アパート・マンション住まいの方にとって、“自宅で野菜を育てる”ってのは難しいことです。
『野菜はスーパーで買ってくるもの』。と、当たり前に思う子供がいて、その親の世代でも、実際に野菜を育てたことがない人は沢山います。
そんな中、親子で『農作業体験』&『料理教室』ができる機会。すごく素敵じゃないですか??
学校で高度な座学を学ぶのも大事です。 小さいころからピアノや水泳、そろばんなどを習うのも大事!!
でも、小さいころに、親子でともに種を蒔き、成長の様子を観察した野菜を、親子で料理しながら、ともにその時間を楽しめる!!!
そんな時間って、本当に貴重だと思うし、子供がそれに付き合ってくれる『時間』も限られていると思います。
“食べることは生きていくことの始まり!!!”とある本に書いていました。
まさに、その通りだと思います。
日本人は、世界のありとあらゆる場所から、数えきれないほどの食材が集まり、それが手軽に手に入れられる国です。
その国に生まれた子供たちは、“自分は何を食べ、どのように育つのか?”を、学校の勉強と同じくらい学ぶ必要があると思うし、それを学べる機会を得られるべきではないか?って思います。
『医食同源』。体の健康は食事と密に関係しているわけであり、子供たちにも、食に関する知識を学んでもらえたらな~と、すごく長い前振りを今回も書いてみましたの!!!(笑)
で、教室は・・・・すごく“熱かった”です♪
みんなの熱気、やる気、そして、エアコンの無い調理室!!!
そのすべてが熱風のように駆け抜け、とても お・ア・ツ・イ 教室でしたね☆
まずは、畑で採れた野菜を使っての『ピクルス』作り!!!
それぞれ好きな野菜を選び、透明の瓶に詰めて、世界で1つだけのオリジナルピクルスを作ってもらいました☆
彩りよく並べる子。 好きな野菜を並べる子。 周りの様子を見ながら作業する子。
いろんなタイプがいます。
そして、次に『うまうま味噌』を作りました!!
これは、某居酒屋さんの看板商品で、味噌の中に色々なん食材を入れた保存食味噌です。
味噌の中に、ニンニクや長ネギ、唐辛子、しそなどの畑で採れた野菜に、ナッツ類・魚粉などを加え作ります。
これが・・・超絶美味いんだな~。
熱々のご飯にかけそのまま食べるもよし。 切った生野菜をつけて食べるもよし。 炒め物に加えるもよし。 鍋の薬味として使うもよし。
色々な使い方ができるのですよ!!!!
また、『食べるラー油』の作り方も見てもらい、子供たちに“保存食”の基本を学んでもらい、その後には、その作った保存食を使い、昼食作りにもチャレンジしてもらいましたの!!
旨ウマ味噌と、食べるラー油をフライパンで熱し、ひき肉とテンメンジャンを加えると・・・・あっという間に『ジャージャー麺』の肉みそができる!!!
ピクルスを刻んで、茹で卵、マヨネーズで『タルタルソース』を作り、焼いた鶏肉にかければ・・・『チキン南蛮』が出来ちゃう!! と、展開料理もきっちり知ってもらいました!!!
熱い、暑い教室でしたが、子供たちも最後まで頑張り、親子で汗をかきながら一生懸命料理するこの時間は・・・間違いなく、いい意味でも、悪い意味でも『想い出』になったはず!!!
親子でともに経験した思い出。絶対に子供たちの将来に繋がると思いませんか??
特別な場所で、特別なことをしなくても、一緒に汗をかきながら料理を作り、その味を一緒に共感した時間は、きっと、子供にとって重要な時間であり、親にとっても、自分の育ててきた子供の成長を感じる素敵な時間になったはず!!!! なんて感じるのです♪
みやぎっ子の阿部さんは、ちょっと恥ずかしがり屋なので・・・『人前に立つより裏方で支えるのよ!!』なんて謙遜していましたので・・・・、遠慮なく、自分の団体の企画のように前に出で今回も喋りまくっちゃいました(笑)
これからも、みやぎっ子さんと共同し、色々な料理教室、農作業教室、親子でキュンキュンできるイベントを行っていきたいと思います!!!!