12/2『親子で竹を切り出す!!』の巻き
2日・日曜日に、親子で竹に触れるイベントを行いました!! 凄く楽しかったです☆☆☆
今回、なぜ、『竹』と触れる企画をするのか・・・。
話すと長くなりますが、皆さん覚悟はいいですか??(笑)
東日本大震災で、沿岸地域では多大なる津波被害がありました。 わたしたちの農作業の活動地区のすぐお隣、六郷・七郷地区も津波被害で多くの家屋が流されました。
しかし、『竹』に関しては、多くが津波被害にも耐え、そのまま残る結果となり、今まで建物などがあり生息範囲が一定で管理されていたところ、周りに何もなくなり、竹がどんどん地下で増えていき、管理も大変になっているという現状があります。
一方、私たちの畑には・・・『農作業小屋』が無く、収穫したものを保存したり、子供たちが炎天下or極寒の日に休憩する場所がない!!という状態。
であれば・・・繁殖しすぎて困っている竹を利用し、農作業小屋を作れば一石二鳥!!&その体験を親子で出来れば一石三鳥、農作業小屋に囲炉裏やかまどなどを作り、子供たちが古い日本の文化を体験できれば一石四鳥ってわけなのです!!
『竹を切る』って・・・やったことありますか??
意外と、普段の生活でやれないですよね☆
竹藪に入り、竹を切り出し、それをさらに切り分け、運び、組み立てる!!!
たぶん、昔の人は良くやっていた行為なのでしょうが・・・今、そんな体験自体することが『貴重』です。
しかも、小屋は、『土壁』で仕上げ、『かまど』・『囲炉裏』を作るのですが、それも子供たちが自分で体験できる!!! そして実際に使ってみて、自分たちが育てた野菜を調理してみる!!!
昔の人がやっていた生活を実際に体験して、きっと色々なことを感じ、今の自分の住んでいる環境の良さや、生まれた時代に感謝し、先人たちの努力に尊敬の念を抱くことでしょう!!!
そういった、『教科書や昔話で読み聞きしたこと』を体験してみる!!ってことが子供たちの成長に繋がり、それを親子で体験できれば、きっと“ステキやん!!”って思いで、『竹を切る』イベントをしました(笑)今回も前振り自体が相当長い!!
当日はいい天気で、風もなく、絶好の竹切日和!!!
竹藪の中に入り、のこぎりで、ぷっとい竹を切る!! それを友達がロープで引っ張り、運びだし、決まった長さな切りそろえる!!!
たったこれだけなのに、子供たちはテンションMax!!!
初めての体験でも意欲的に取り組み、親子でともに汗を流し、一つの目的のために協力して活動する!!! “ステキ”でしょ★
予定では・・・約100本の竹を切りたかったのですが、午前で30本程度しかきれなかったので・・・午後も、竹の切り出し作業をしてもらうことに!!!
途中、畑でお昼休憩を挟み、採りたてのネギと熟成させていたさつま芋を使った汁をたべながら、お母さんの握ってくれたおにぎりを、土の上でみんなで食べる!!! これも“ステキ”でしょ★
午後も同じ作業になってしまったんだけど・・・、子供たちは、一度体験してるので、すぐにコツをつかみ、工夫し、よりやり易く、より効率的にと考えて行動するようになります!! この辺りも、いつも“関心”してしまうところ。
こういう親子での取り組みは、子供たちの心に深く残る思い出となるでしょうね。
今回は“第一弾”ですので、今後も第二弾・第三弾と続けていきますので、今回参加できなかった方も、ぜひ参加してみてね~。