『宮城の食文化について学ぼう!』料理教室
先週の日曜日は『宮城の食文化について学ぼう!』support by Kewpie の第1回目の料理教室を実施したのです!!
結論から先に書くパターンなんだけど・・・『ヤバいくらいステキ』だったの!!
いつも呪文のように書く『ステキ』の文字(笑)
でも、この日は、いつもの増して“ステキ”だったのね♪
料理教室では『石巻焼きそば』と『青葉餃子』作りをしました。
なぜかというと・・・、仙台の“あおば祭り”の周辺は、小学校の学校給食で『青葉餃子』が良く出るからです☆
そもそも、『青葉餃子』ってなんじゃい?って話なんだけど・・・けっこうニューフェイスのB級グルメで、餃子自体が緑の色をしています。
宮城県にゆかりの深い野菜『雪菜』を使った餃子で、皮を作る時に、『雪菜のしぼり汁』を加えることで、皮自体が緑に変身。もちろん、絞った雪菜も刻んで入れるので健康的な餃子なんですね♪
宮城県が総力を挙げて普及に努めていますので、もちろん、将来を担う子供たちが活動するうちの団体ではもちろん取り上げるのよ☆
そして、もう1つは『石巻焼きそば』でした。
この焼きそばも、結構古くからあるのに全然知られていない!!すごく美味しいのに、宮城だけの味なのにモッタイナイ!!のよね。
だから、みんなと一緒に作ってみるんだよね~。
石巻焼きそばの特徴は
・炒める前からすでに“茶色”の麺である。 ・麺の角がきちんと残り食感が良い。
ということ。
茶色くなるのは、麺をあえて“2回”蒸すから。そうすることでコシノある、とっても食感の良い焼きそばになります。
これは、全国的に見てもとっても珍しく、この麺を気軽にスーパーで手に入れられる宮城県民は幸せ者よ!!
ただし、この麺の特徴を最大限に生かすには・・・ちょっとしたテクニックが必要!! そのあたりも、子供だけではなくお母さんにもじっくり解説し、今後の家庭の焼きそばの味がグレードアップするよう、技を伝授しました!!!
と、ここまでは、普通の料理教室。
ここからが、“いつもよりステキ”な時間の始まり♪
食後は、子供たち・大人が、それぞれ場所を分けて活動しました。
子供たちは、別室で“母の日の工作”を作る。
大人は、調理室で“子供たちへのおやつのプレゼント”を作ったのです。
この日は『母の日』。だから、ただの料理教室では終わらせないのさ!!
子供たちは、るみ先生の指導のもと、ペーパーカーネーションをケースに詰めて、装飾&メッセージを書きました。 小さい子は覚えたての字で一生懸命メッセージを書き、高学年の子は、本当に立派にキュンキュンするメッセージを書くのですよ!!!
一方、親御さんは、調理室で、『チョコレートナッツバー』を素敵にラッピングし、子供たちへメッセージを書いてもらいました。
今回は、テーマを作り、『子供のすごいところ・素敵なところを3つ、3枚の紙に書く』ということにしました。
いろんな種類の包装グッズを巧みに使い分け、真剣に子供たちへメッセージを書くお母さんたちの姿も、また『ステキ』。
母の日って、『母になった日』でもあり、子供たちのおかげで一人の女性が『母』になった日です。そういう色々な想いを込めてもらい作業してもらいました!!
↑↑↑このどちらの作業も、それぞれが知らない状態でひそかに進行していたのです!!
そして、作業が終わった子供たちが、背中にママたちへのプレゼントを隠しながら調理室に入場。
「せーの」の合図で、一斉に子供たちがプレゼントを渡したの!!
そこからの数分は・・・まさに、調理室が『愛』と『幸せ』に包まれていたね。
子供が一生懸命に書き、作ったプレゼントをもらった親の笑顔。 その笑顔を見て嬉しそうに喜ぶ子供たちの笑顔。 そんな様子を見ながら幸せを分けてもらうスタッフ・ボラさんたちの笑顔。
たくさんの笑顔が溢れ、愛と幸せに満ち溢れ、それが調理室から漏れ出ていくのを僕は感じたよ!!!
お休みの日に、親子で宮城の食文化を学び、体験し、母の日を祝い、子供たちの頑張りに癒される親の嬉しそうな様子。
こういう瞬間を『幸せ』というのだと思うし、こういう愛と幸せに満ち溢れた時間を経験した子供は、きっと“ステキ”に成長するはず。
いや~。いいね~。