市民センターまつりでの職業体験・地域交流企画、ぜんぶ終了しました~!!
・自分たちで野菜を育てる→ ・収穫をしてみる→ ・収穫した野菜を使って料理を作る→ ・お客さんに買ってもらえるように工夫する→ ・実際に客さんに販売する→ ・直接感想を聞いたり食べたりしている人の表情を見る
この工程を経た子供たちは、どれほど大きなものを得られるのでしょうか?
これらの工程のどれか1つだけでも、大きな学び・気づき・感情があると思うのに、全てを体験出来た子供は、きっと、学校の座学では学べない大きな成長につながったことでしょう。
今年も、市民センターまつりで、子供たちの調理・模擬店販売体験をしました。
毎年、3回の開催をしていますが、今年は、台風の影響で1つが実施できなかったため、2回のみの開催となってしまいました。
でも、どちらも、とても内容の濃いもので、本当に子供たちがいき生きとしていて、元気モリモリでとっても頑張っていました。
数か月に1度、同じ料理教室で顔を合わせる子供たちですが、そんなの全く関係なく、自分の役割を瞬時に理解し、一心不乱に作業に取り組みます。
野菜を切ったり、玉こんを串に刺したり、パックに詰めたり、普段の生活ではやったことのないようなことでも、大人の仕事を見て、すぐに出来るようになっちゃいます。
男の子たちは外のテントで野菜を袋に詰めたり、シールを張ったり、急にお客さんが来ても物おじもしません。
こういう子供たちの『どんな状況にも恐れることなく一瞬でパワーを発揮できる』能力。
大事にしてあげたいですし、大人になるにつれ出来なくなっちゃうことでもあるから、しっかり記録して、子供たちが大きくなった時に伝えたいとも思います。
子供たちの生活は、大人では想像できない色々なことがあると思うんです。
子どもならではの“残酷”な発言や態度、行動で傷ついてしまうこともあるだろうし、ちょっとしたミスを取り上げられて、“やる気スイッチ”を隠してしまう子もいるでしょう。
でも、そういう環境でも強く、たくましく、成長できるためには “体験する” ってことが大事だと思うし、今回の経験が、将来の様々な場面で生きてくることでしょう。
自分の生きるエリア・環境ではうまくいかない時でも、たまに集う仲間たちと、楽しい時間で大きな学びが得られればそれはそれで素晴らしく、色々な生き方、色々な人生を小さいころから体験出来た子供には、きっと素敵な将来が待っていることでしょうね♪
親が教えられることにも、学校の先生が教えられることにも限りがあり、伝えたいこと・伝えたこともすべてが届くわけではない。だからこそ、たくさんの体験から、子供たち自身が何かを学び、感じる『機会』が退治だと思います。今回の学びで得たものは、きっと、この子たちが、また次の世代に伝えていくのでしょうね!!