文化の日に『宮城の食文化』を学ぶ教室をしたよ♪
11月3日『文化の日』
日本には様々な『文化』がありますね。
子供たちにとって一番身近で、毎日3回も経験する文化、『食事』。その、食事の文化である『食文化』を学ぼう!!がテーマの今回の企画です。
宮城県は、他県に比べ、たくさんの食材があり、その食材を使いたくさんの『郷土料理』を先人たちが考えました。
それらは、何百年もいろいろな人たちの手で次の世代に伝えられ、いまこうして存在しています。
そういう大切な『食文化』を子供たちに知ってもらいたいのです。
今日は、宮城の郷土料理として全国的にも有名になっている『牛タン』と東北各地で作られている『しそ巻き』を“仙台味噌”を使って作る教室でした。
仙台の牛タン焼きの最大の特徴は『厚み』です。ただし、その厚みを保ったまま美味しく食べるためには、たくさんの“コツ”があり、それらを先人たちが努力し開発した結果の賜物です。
こども達にそれらを知ってもらい、宮城の牛タンが全国的に有名になった理由をちょっとでも知ってもらえればいいのですよ。
そして、なんと言っても、今回の教室の目玉は『牛タン1本丸ごと自分で切る!!』ということ。普段の普通の人の生活では絶対にないですよね♪(僕はよく切るけど(笑))
牛タンそのものもを見るのが初めての子どもたちがほとんどでしたし、そもそも『牛タン』というものが『牛の舌』ということを初めて知る子もいる。そして、ママたちでも1本まるまる切ったことのある人は少ない。
そういう『初めて』を体験できるのもうちの教室の最大の特徴でしょ♪
自分たちで、牛タンを切り出し、切り目を入れて『もこみち流』の天空からの塩振りをしてもらって(笑)楽しんでもらいましたよ。
きっと、将来、『そういえば牛タンやったな~』なんて思い出す日があるよね☆
しそ巻きは、子供たちが昨年度仕込んだ仙台味噌と、くるみを使い、1つずつ巻いてもらいました。
市販品を買うと少し高いけど、作ると、安くて大量に作れるし、しそを栽培している人は、夏の時期に大量に採れるしその消費にももってこい!!知ってて損はない『大切な食文化』です。
昼食の際は、2品種の新米の食べ比べ・テールスープ・熟成した牛タン当日切った牛タンの比較・しそ巻きの、ザ!宮城の食文化定食をご堪能いただきましたのです!!!
食文化は、人の好みや思想、嗜好、考え、時代により大きく変わります。
でも、母親が毎日作ってくれていた料理は、子供たちにとって一番の食文化であり、自分たちが育った『宮城県』という地域性がそれに加わり、将来、子どもを持った時にその経験を伝えていくのでしょう。その1つの体験や、きっかけになればうれしいし、こういう時間こそが、子供たちを大きく成長させ、家族の絆を強くするんだろうね!!