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宮城のタラを使ってかまぼこを作ろう!! イベントのご報告

約4か月ぶりの料理教室は、宮城県にとてもゆかりのある魚『タラ』を使い、手作りで“笹かまぼこ”を作る体験を親子でしてもらいましたよ♪

『笹かまぼこは店で買うもの!』という誰しもが思うことですが、ポイントが分かれば家でもできちゃう!! そもそも、大量に水揚げされた魚を日持ちさせるために開発された料理なので家でもできちゃうのあたりまえですが・・・さすがに家で作る人いないよね~。約40年生きていますが、家で作ったこと1回しかないし、周りで作ったことある人知りません。そのくらいレア。家で笹かま作るって。

でも、笹かまぼこは宮城を代表する食材です。間違いなく。

だから、子供たちに作ってもらいたいし、いや、知ってほしいから題材にしました。

普段の食事に出てくるだけでは、そんなに興味も持たないだろうし、大人になって『えっ、笹かまって他県であまりメジャーじゃないの?』みたいな、テレビインタビューあるあるのようなことになってほしくない!!

しかも、先人たちが考えて、確立した技術であり、それは、世界的に見ても優れている技術。そして、何百年もの間引き継がれてきた『文化』です。

食文化の代表のような、宮城を代表する食材。うちで取り扱わないわけがない!!(笑)

食材は、塩釜のタラ屋さんにお願いしました。

一般的な笹かまぼこは、『スケソウダラ』を使います。

でも、『マダラ』の方が高級。

だったら・・・“両方作っちゃえ!”ってなわけで、マダラもお願いしました!!

とりあえず色々あって詳細を全部書くと原稿用紙200枚分くらいなっちゃうので止める。写真を見てぜひ子供たちの様子から感じ取ってほしいです。

食文化って色々あり、当たり前に食べているものも凄く歴史と、技術の蓄積と、先人たちの努力があると思うのです。

簡単に作れちゃうものもあれば、うまく作れないものもある。

その両方をあえて子供たちに体験してもらうようにプログラムを組み、その通りの結果が出ました。

失敗から学ぶこともあるし、そんな簡単にプロの技術のようなものを作れるわけはないという事も知ってもらいながら、『成功』出来るための秘密兵器も用意しておく。

その2つをちゃんと体験できるうちの団体の活動、自分で言うのもなんですが、絶対にすごいと思います!!たぶん、ほとんどの料理教室ではまねできないし、発想すらないと思う(笑)

そして、それを『親子で一緒に出来る』ってのもポイントですよ!!

子供たちが単純に成功するだけなら他でやればよい。

子供たちの成長する姿をすぐそばで見れる!というのは親の最大の喜びでもあるし、自分の成長の様子をちゃんと見てもらえる!っていう瞬間は子供たちにとっても至福の時。

両者の幸せと至福が織り交ざる時間。本当に素敵です!

そこに『料理の学び』があるからもっと素敵★

こういう時間をもっともっと作りたい。もっと多くの人に体験してもらい、もっと多くの至福の瞬間を作りたい!!そう思ってこれからも頑張っていきたいと思いますが、なんてったって『今まで経験したことのない脅威』が目の前に迫っているのも事実。

こんな時だからこそできるやり方も、アプローチもあるだろうから、模索します!!

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