前回のイベントのご報告を!!
前回のイベントのご報告を!!
天気ばっちりの晴れ!!
大自然の畑で、いろんなことをしました!!
まずは、お昼に食べるカレー作り♪
昨年収穫し、畑に埋めて保存していたじゃがいも、人参を掘るところからスタート!!
普通は、スーパーで野菜を買ってきてから始めるのでしょうが・・・うちは、『食育畑』を所有する団体です!!
もちろん、掘るところからスタートだよね!!
土の中から掘り上げる。というたったこれだけのことなのに、子供たちは一気にテンションが上がります。
土付きの、約半年寝かしてあったジャガイモもやっと役目を果たし嬉しそうでした。
そして、『火起こし』も、『薪割り』も体験してもらいます!
今回は『ファイヤースターター』を用意して、棒をこすって火花を飛ばし着火する体験も!!
これがなかなかに難しい。
火花を出すことも難しいし、その火種から大きく燃え移らせるのにもコツがいる。
何度も何度もチャレンジする子供達。
令和の世の中は、『ボタン1つ』で温かいものを食べることが出来、そもそも『火』を使うことがほとんどない。
マッチやライターといったものは家庭から消え、そもそも『火をおこす』こと自体ない。
そんな時代だからこそ、火のつけ方、火のありがたみ、火をおこす大変さ、火がもたらす恩恵と危険性を『体験』できる時間が貴重だと思うんだよね♪
火がおきてもそこからがまた大変。
割った薪を釜戸にくべる作業。火が大きくなるようにあおぐ作業。火がついているかまどでカレーが焦げないように混ぜる作業。これらみんな、子供たちが担当してくれました。
「煙で目が痛い~」「煙くて辛い~」なんて言葉が飛び交う。
ただ、そういう『辛さ』を体感できることもきっと子供たちの成長につながると思うんだ。
便利で、簡単で、らくちんな『文明』が、ある日一瞬で崩れる瞬間がある。
宮城県の子供たちは特にそういう状況に立たされた時に乗り越えていかなくてはいけない強さが必要だと思うんだよね。
掘った野菜は、親子で一緒に切ってもらいました。
包丁の使い方が本当にうまい子。初めて包丁を握る子。家ではやりたがらないのに今日だけ率先的に調理をする子。色々な子がいました。
親子でワイワイと、心配そうに見つめる親。子供の成長の様子を微笑みながら見る親。
そんな様子を見てるとこちらも幸せな気分になってきますね♪
休日に、野菜を掘り、一緒に調理し、火をお越し、カレーを作る。
たったこれだけの行為ですが、その時間は本当に貴重で、尊く、その時間が子供たちにもたらす恩恵と成長は計り知れないと思います。
農作業体験では、夏野菜の植え付けや大豆の種まきをしてもらいました!!
今回植えた野菜をこれからの食育活動に使って、たくさんの企画をしていきたいと思ってますよ!!
食べ終わった後はみんな畑を駆け回り、虫を追ったり、かくれんぼをしたり。
初めて会った子達なのに、一瞬でコミュニティが出来上がる。これも子供たちが持つ『力』の1つ。
そして、その中から、「僕たちも片付け手伝うよ!」とか「何かやることある!」とか、そんな声が聞かれたりするの。
その気持ちが嬉しいし、自分たちで何か仕事を探した出す!って普段、教えたくてもなかなか伝えられない成長の1つ。
あえて、ちょっと重い野外コンロの運搬を頼んでみたのに、子供たちかどんどん集まり、子供たちの考えで持つ場所、運ぶルート、移動方法が確立。
本当はどんな子でもそういう力があるのだよ。
危ないから! 時間が余計かかるから! 手間が増えるから! なんていう『大人の都合』でやらせてないだけなんだな~と反省しました。
と、ま~ちょっと思い出しただけでもたくさんの『素敵』が詰まった1日でした!!!
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